■ お客様情報

住所富山県射水市
氏名Y.K さん
年齢50代
ご家族構成施主さま、奥さま、息子さまの3人家族
築年数3年
総面積249.90㎡ 75.6坪
1階部分156.85㎡ 47.5坪
2階部分93.05㎡ 28.1坪

Q. 家を新築されたのは、初めてでしょうか?

■ Y.Kさん

今回は昭和32年頃に父が建てた家を、一度全部取り壊して基礎から新築することにしたんです。特に基礎には力を入れたかった。というのも、新築前の家は、立地的に道路に対して家が低く、過去に浸水を経験したこともあるからです。 家を新築するにあたり、最初は宅地を一度造成し、土地を寝かせて地ならししてから上物を建てるという一般的な方法で検討していたんですが、この手順だと、 ● 土地を寝かせ、地ならしするだけでも最低3年~5年という期間がかかってしまう ● なるべくなら、「建てたい時に建てる」という希望をもっていた ので、基礎高にして、土地をねかせる期間をかけずに家を建てるプランを選択しました。

■ CaCom担当者

一般的な住宅建築の基礎工事工程では、約30本ぐらいと言われる杭を、Y・Kさんの家では2倍以上の80本を使用。工程も2回に分け、手間を惜しまず、頑丈に、丁寧に、基礎高を組み上げていきました。 基礎高にして底上げした部分を赤矢印で表示しています。

Q. 今回、CaCom 以外にも検討されたメーカーは?

■ Y.Kさん

最初は大手を含む3社で検討していたが、正直なところ坪あたり予算が厳しかったんです。そんな中、息子から、「知人に大工さんがいるから相談してみては、という提案があった。この大工さんがCaComの棟梁大工だったんです。 自身の家も「CaComで建てた」という、大工さんの住むお宅を拝見し、CaComの家づくりに納得。すぐに見積を打診したみたところ、坪あたり単価もこれまで検討していた他社よりも2割から3割程度、低かったためCaComに依頼することで決定しました。

Q. CaComで新築しよう!と思われた一番の決め手はなんですか?

■ Y.Kさん

大工さんに実際会い、モデルルームではなく、どんな家を建てられていて、そこでどんな風に暮らされているのか、リアルなお話しを聞けたことは、私にとってもちろん大きかった。 ただ、CaComで家を建てようと決めたのは決してそれだけではありません。 実は私は一級建築士なんですが(笑)、大工さんやCaComさんと、家づくりの詳しい話をする前までは、「外断熱工法」という家の建て方には、それほど興味がありませんでした。しかし、基礎高にして高床にした部分にも断熱材をふんだんに使用し、床下空間さえも外気にふれさせない、家一軒を断熱材ですっぽりと囲む、まるでポットの魔法瓶の様なCaComの外断熱工法に非常に興味を持ちました。

■ CaCom担当者

家が外気に触れないメリットは多い。よって断熱をアピールするメーカーはもちろんCaCom以外にもたくさんある。その中で、一番重要なのが「気密性」です。気密とは、室内における空気の密度のこと。密度が高ければ、高いほど、その室内の気密性能は高く、外気にふれていないことを指します。 断熱をアピールするメーカーの中で、家を建てた後、この気密性能を表す(C値)を公表するメーカーは殆どありません。しかしCacomでは、気密調査を実施させてもらい、さらにそれをCaCom以外の第3者機関が行うことで、家の気密性能を実感してもらえる取り組みを行っています。

■ Y.Kさん

このような家造りへの実直さというか、姿勢みたいなものが、私のCaComの印象を決定づけました。正直、会社のブランド力という意味では、事前に検討していた3社と比べ一番低かったんです。しかし、家は一生に1度の買い物。そして暮らしの中で最も影響の大きいものです。知名度は低いCaComだが、一番安心して任せられると感じ、今回の一番大きな決め手となりました。

Q. 完成まで、何か不安は?嬉しかったこと、安心できたことは?

■ Y.Kさん

一級建築士であり建築のプロである私から見ても、工事を2回に分け、延べ80本の杭を使用しながら進めた基礎高工程や、基礎の中にも断熱材をふんだんに使用し、徹底して床下空間さえも外気にふれさせない意気込みのようなものを、完成までの間、終始感じられました。 本当に正しい決断だったことを実感し、大変満足しました。 窓枠やボルトのはめ込み部分にも、ふんだんに断熱材を使用しています。

Q. 実際に生活されてみて、外断熱工法はいかがでしたか?

■ Y.Kさん

まず、何より驚いたことは、「静かさと暖かさ」でした。こんなにも違いを感じられるものなのかと、本当にびっくりしました。 まずは静かさにおいて。外の音がほとんど家に入ってくることはなく、これまで車の音や、雨の音、飛行機の音など、音の面からも家が断熱材によってすっぽりと包まれていることを実感できます。 そして暖かさ。玄関に入っただけでも充分に分かる温度の違いから始まり、1階のリビングも2階の部屋も、トイレでも、家中の窓ガラスに結露が一切発生しないし、くもりもしない。見事なものだな〜と。 さらに驚愕だったのは、お風呂のお湯。いつも夜22時ぐらいに入浴するんですが、なんと翌朝の8時の時点でもお湯の温度が40度くらいあって暖かい。建築後3年を経過した今でも、床下や屋根、外と中を結合するボルト部分にまで断熱材を使用する徹底したCaConの外断熱工法の恩恵を日々実感しています。

Q. 改めて、外断熱工法の素晴らしい点や魅力とは?

■ Y.Kさん

ズバリ!快適さと家計のコストパフォーマンスです。静かさや暖かさといった快適さは先にも述べた通りですが、やはり家計に優しいことも大きな魅力ですよね。 富山、北陸地方は寒い地域のため、冬場の暖房費はかさむんです。以前は、エアコンによる暖房代(電気代)15.000円/月でプラス灯油代(ファンヒーター×4台)で30,000円/月、合計45,000円程度かかっていました。また、灯油をドラム缶で買ってきて、一度20ℓのタンクに詰め替えて、そこから各ファンヒーターのカートリッジに詰め替えていたので、補給作業だけでも大変でした。 しかし、CaComで家を建て替えてからは、この状況も一変。 毎月電気代プラス灯油代で45,000円~50,000円程度かかっていた暖房費は、エアコンと床暖房を常につけっぱなしにした状態を保ち全て電気代として20,000円/月程度で収まるようになりました。外断熱工法の効果により、外気にふれない室内となってから、一度温めた室内の温度が下がりにくいために、温度を一定に保つことが容易となったことで、電気代もかなり節約されています。

施工前 エアコンによる暖房代(電気代) 15,000円 / 月 灯油代(ファンヒータ×4台) 30,000円 / 月 合計 45,000円 / 月 外断熱工法による施工後 エアコンによる暖房代(電気代) 20,000円 / 月 合計 20,000円 / 月

また、夏場の暑さ対策という点でも、外断熱工法が効果を発揮しています。一度、冷やした室内の空気を高い気密性により、保てるんですね。2階建75坪のお家でも、夏場の電気代は7000円~8000円程度に抑えられています。こういった家計への負担の少なさも、長く住む家だからこそ大きな魅力となっています。

Q. 点数をつけるとしたら、今回の家は何点でしょうか?

■ Y.Kさん

90点~95点の満足感を感じています。打ち合わせから、建ててる途中経過、そして完成後の現在に至るまで、とにかく手抜き感や不安感を感じたことがありませんでした。実際に住み始めてからは、驚きの連続で、CaComさんの断熱性能がいかに優秀か、もっと多くの方に知ってもらえたら嬉しいです。